■ 基本仕様 ※ コンセプト = 究極の寒冷地住宅 1.家中いつでも、どこでも、寒さ、暑さを感じることなく生活できること。 2.結露、カビ、ダニなどが発生しないこと。 3.隣近所と雪処理などで、トラブルが起きないように配慮されていること。 4.快適な室内環境は、建物自体の性能で実現すること。 5.100年経っても、新築時と同じ快適性を維持できる構造になっていること。 ※ 具体的なイメージ (例えば、真冬のある1日) ※午前6時起床 テレビでは今朝の各地の外気温を告げています .. 名寄−30.6℃ .. もう3日連 続です。しかし、家の中からは外の寒さを想像することは出来ません。家の中は素足にパ ジャマのまま、どこへ行っても寒さを感じないし、素足が冷たく感じることもないからで す。玄関、廊下、トイレ、ホール、洗濯室、洗面室、地下室 ... どこも同じです。 しかも、暖房は昨夜から止めてあります。 子供達が二階から下りてきて朝食が始まります。 子供達も素足のままです。 この頃になって、やっと暖房のスイッチを入れるのが日課です。 朝食が終わると子供達 は、暖かい玄関から、暖かい防寒靴を履いて元気に登校していきます ... 。 (例えば、真夏のある1日) ※午後1時、現在の外気温+30.6℃ 外はうだるような暑さです。おまけに風もありません。どの家も窓を開けています ... この家では、窓を閉めたままです(クーラーを入れている訳ではありません) ... 昨夜から今朝まで、温度の下がった外気を利用して、家全体を蓄冷していたのです。 炎天下の中を下校してきた子供達に、安堵のため息が漏れます。 ※ プランから完成まで 我が社の住宅は、すべて「オーダーメイド」です。 お客様とのやり取りの中から生まれ てくるオリジナルなプランを形にしていきます。 ※ 主な仕様 (1)構造 構造体の外側にバリア層(防湿層、断熱層、気密層、透湿層、通気層)を構成します。 木造、ブロック造、RC造、鉄骨造、及びそれらの混構造に対応します。 (※全ての構造で実績があります) (2)断熱 屋根 押出発泡ポリスチレン板(3種) 厚125mm 壁 押出発泡ポリスチレン板(3種) 厚75mm+発泡ウレタン25mm 基礎 押出発泡ポリスチレン板(3種) 厚75mm (3)開口部 窓 Low-E 複層ガラス(樹脂サッシ)+単層ガラス(樹脂サッシ) 玄関ドア 断熱ドア+断熱内戸 (4)断熱性能・気密性能・換気回数 熱損失係数 (Q) 1.2W/m2K 以下 隙間相当面積(C) 1.2cm2/m2 以下 換気回数 (N) 0.5回/h 以上 (5)消費エネルギー(最低気温−30℃の地域) ?暖房エネルギー(住宅の床面積が40〜60坪として) 年間 8,000〜12,000キロワット(灯油換算 800〜1,200リットル) ?給湯エネルギー(家族数4〜5人として) 年間 6,000〜9,000キロワット (灯油換算 600〜900リットル) ※ 暖房方式 暖房は、下記の方式に対応しています。(※全ての方式で実績があります) ?床暖房方式・・・床もしくは床下を暖めて放熱させる。 ?パネル暖房方式・・・ ラジエータパネルを暖めて放熱させる。 ?温風暖房方式・・・ 暖めた空気を送風する。 ?電気蓄熱暖房方式・・・深夜電力を利用して蓄熱し、日中、蓄熱体から放熱させる。 ?ストーブ暖房方式・・・灯油もしくは薪などの燃料をストーブで燃焼させて直接放 熱する。 ?複合暖房方式・・・ 上記?〜?の方式の2つ以上を組み合わせたもの。 ※各暖房方式には、それぞれ長所・短所があります。基本的に自由に選択できますが、 家族構成、好み、生活スタイル、間取りなどによって、最適な方式をご提案いたします。 ※ 換気方式 第3種換気方式を基本とした、我が社独自の熱交換換気システムです。 ※ 土間床 全て土間床になっていて、1階の床と土間床の空間は、水廻りなどの配管スペースに利用 しています。この空間の温熱環境は室内と同じで、かつ室内側から簡単に出入りすること が出来るようになっているため、いつでも簡単に、床下の点検や水廻りの点検が行えます。 ※ 食品庫 冬期間、家の中に寒いところがない(玄関も寒くない)ので、野菜、果物等の食品を保存 しておくための低温度の空間が必要になります。 我が社では、この空間を「食品庫」と言い、自然のエネルギー(外気温と熱容量)を利用 する食品庫が標準装備になっています。 ※ 参考 (地下室) 我が社が建設した住宅の約30%が地下室を持っています。地下室の利用形態は様々で、 居間、寝室、和室、音楽室、子供室、浴室など多様です。 地下の熱容量、遮音性を利用すると、地下ならではの環境を実現することが出来ます。 (スキップフロア) 我が社が建設した住宅の約25%は、スキップフロア形式の住宅です。スキップフロア形 式は、個性的な室内空間を作ることが出来ます。 |